2023年個人的ベストソング
4年目、あと一時間で2023年が終わってしまうタイミングで書きはじめた。やばい
- アマタノオロチ 梅田サイファー
- ビリケン Creepy Nuts
- おひとりさま天国 乃木坂46
- 青のすみか キタニタツヤ
- SPECIALZ King Gnu
- あさがたのミートパスタパスタ教 OZworld
- I Can Make it Mr.Children
アマタノオロチ 梅田サイファー
RAPNAVIO収録の曲。彼らのレペゼン精神が存分に溢れた曲。多数の頭をアマタノオロチを自分たちに例えた構成となっている。
ILL SWAG GAGAのHookが結局好き。
ビリケン Creepy Nuts
久々に出たシングル曲。Popによるかと思わせてのRapらしい曲。幸福の神様ビリケンで延々と韻を踏んでいる。ビリケンってアメリカ発祥なこと初めて知った。その要素も盛り込まれていたことから知った。PVも大阪の面々が参加している。
最近CreepyNuts不足を感じているので身体がもっともっと新曲を求めている。
おひとりさま天国 乃木坂46
乃木坂33枚目のシングル。井上和(なぎ)がセンターを務めている。紅白でも披露。明るい曲調と特徴的な「It's a single life!」がクセになる。推しの卒業を機に圧倒的な熱の入れ方は無くなってしまったが、5期の活躍や、メディアを見るとまだまだ乃木坂は強いなと思う。それを象徴するような一曲。
青のすみか キタニタツヤ
呪術廻戦のオープニングから2曲。
懐玉・玉折のOP。圧倒的な青春。爽やかなのにストーリーも相まってこんなに辛くなるのと思わせられる。最近の、アニメ主題歌はストーリーを歌詞に落とし込んでくるが、その中でも特にすっと歌詞が入ってくる一曲となっている。キタニタツヤは24年是非とも色々聞いてみたい。
SPECIALZ King Gnu
渋谷事変のOP。打って変わって絶望感。混沌となった渋谷を描いている作品なのだが、それを言葉遊びとともに曲に載せている。King Gnuの曲は言語での説明が難しい曲を聴き込んで、聴き込んで新たな発見がみられる。
最新のアルバム「THE GREATEST UNKNOWN」も素晴らしいのでぜひ。
あさがたのミートパスタパスタ教 OZworld
くせ。かっこいい。聞いてほしい。きっと入信します。
I Can Make it Mr.Children
Twitterで研究している人の心情に近いものがあると目にして聞いた。刺さった。桜井和寿が大学院に通ってたとしか思えない。きっとみんな理解してくれるだろう。こんなに的確に支えてくれる曲はないかも。
今年はだいぶ雑になってしまった。新しい曲を聴くというのが疎かになってしまった感が強いと反省している。来年は聴く曲の幅を広げるのをがんばってみたい。
2022個人的ベストソング
今年で3年目となりました。果たして何年継続できるのでしょうか。
今年は比較的早めに着手し始めておりますが書き終わるのはいったいいつになるのやら(2022/12/12)といった感じで始めています。
今年はSpotify,YpuTubeでの視聴がメインとなった。ざっくり、spotifyで12000分,YouTubeで14000分くらいになった。
書き始める前の印象としては今年発売の曲はあんまり聞いた記憶がない。去年も聞いた曲をリピートとしている感が強い。
2022
友人A -CreepuNuts
今年おそらく最も聞いた曲。この曲は共感性から聞いている。
テーマを端的に言うなら「高校のときに自分とは真逆だったあの子は今...」という感じである。高校では同じクラスなのに喋ったこともなく、真反対のギャルだったあの子とコンビニでバイト中に不意に再会するというストーリーである。たった数分間の出来事の中で高校の数年間を思い出す。
こちらは存在に気づいているがあちらは気づいていない。記憶にも色濃く残ってる存在とそもそも記憶にすら残っていない存在。
自分自身を「透明人間」や「友人A」と表現している。この切なさがめちゃくちゃ刺さった。
特に、噂ではカス人間だと思っていた彼氏と対峙してみたら、実は多く渡したお釣りも返しにくるし、店員に対しても丁寧な対応をするいいやつっていうのが好き。
サビにはA~Zのアルファベットをかけた言葉が組み込めれている。それでいてストーリーもしっかり繋がってくる。テーマ、内容、バース全てが好きな曲。
パッと咲いて散って灰に -CreepyNuts
今年のCNのアルバム「アンサンブル・プレイ」に収録されている春のセンバツ高校野球のテーマソングにも使用された楽曲。
今作のアルバムについて触れると、自分ではない誰かが主軸になっている。前作の「Case」ではCN自身についてを描いた楽曲が主軸となっていた。
例えば、一つ前の「友人A」では冴えない男が主人公だった。「フロント9番」では都合の良い女が主人公だった。
この作品ではタイアップ通り、高校球児、戦いに臨む人をテーマにしている。優劣がつく勝負事の瞬間性を描いかれている。
春の風吹き荒れる土壇場で
雑音なんて消え去って
静かに笑っている
このバースの後に静寂を訪れる構成がとても良い。
個人的には2022春インカレの時期にちょうどこの楽曲が公開されて、試合の前にこの曲を聞いていたので印象に残っている曲になっている。聴くたびに春の寒さと暖かさが混ざった感覚と一週間の試合の日々が思い出される。
自分にとって今年を象徴する曲として選んだ。
STRANGER -Mondo Grosso,齋藤飛鳥
齋藤飛鳥とMondo Grossoの2回目のコラボ曲。齋藤飛鳥という人にハマり始めてすぐに、惑星タントラを聞いていたため再びのコラボは非常に嬉しかった。このコラボでは齋藤飛鳥の薄暗いけれども透明な美しさが際立つ。普段のアイドルとはまた一面とは違っているからこそ楽しめる作品となっている。
前作よりも不思議な感じが増している。数年の時を経て表現という意味で深みが増しているようにも感じられる。曲も心地良さと心地悪さが両立したかのような感じになっている。この作品を言語化できるような人になりたいがそんな人間はそもそもいるのか?
雨燦々 -KingGnu
濁りのない爽やかな楽曲である。KingGnuの特徴として、無駄のない情景描写と心理描写があると考えているが、それが特に洗練されてる曲だと思っている。
雨というものが描かれる時は基本ネガティブなことが多い。例えば、同じくKingGnuの「傘」もその一つである。しかしこの曲では悲しみや過去を洗い流してくれるものとして描かれている。
過去を謳う悲しみ達が
雲となり雨を打ちつける
となっていることから、雨が「悲しみの象徴」というより、「悲しみそのもの」でそれが降って晴れていくことで、悪い感情が消されていくイメージがした。
この曲はTBS日曜ドラマ「オールドルーキー」の主題歌となっていたが、このドラマも引退サッカー選手のセカンドキャリアを描いた作品であった。楽曲にもそれが反映されており、今いる「青い春」の中から抜けてしまっても、いつからでも何度でもやりたいことはできるはずだろというのが感じられて好きな作品である。
Yanpi (Remix) -テークエム,SOCKS,SHINGO★西成
この楽曲は昨年出されたテークエムの「Yanpi」を客演を迎えて、Remixした作品。
「やんぴ」というのが大阪での「やめた」というのを崩した方言になっている。
そのタイトル通り、自己や社会がやめたくてもやめられないことを「Yanpi」という言葉を用いて表現している。Twitter上での「4℃」での炎上や、ネットにおけるエゴサーチの不健康性を描いている。
中でもやはり2022を感じたのは、SHINGO★西成の
人生は吊り橋や
下を見るな、前を見ろ!
命がけで戦車止める
ウクライナの姿見ろ!
プッチンP喰うオレら
のバースがやはり印象的に思った。下の存在を見るなというので吊り橋を使って、不安定だからこそ前見ろっていうのと、目の前で起きている世界の状態をちゃんとみろというが表現されていると感じた。
最後の一本 -ジャパニーズ マゲニーズ,J-Rexxx
ラッパーらしい形での平和を願う曲である。ライブを終えて仲間たちと一本吸っている光景を描いた作品。ライブ会場での出会いを名残惜しく思う気持ちが良く伝わる。本当に出会った人たちが好きなんだろうなと節々で感じる。
ルール破ってモラル守って
煙吹かして歌を歌って
お前にもらったあの一本
忘れへんよあの町のあの一本
ピンからキリある品種のMarijuana
ALI G配るウクライナ ロシア
爆弾よりも爆音のHIP HOP
最後と言わずにもう一本
らしさが溢れたこのバースがとても良い。一般から見ればアウトローそうなイメージがあるかもしれないが、こういうバースを見ると、印象が変わってくる。
去年までの曲
愛のままに -BASI,唾奇
日常でふと誰かのことを考える瞬間が描かれている。あらゆる形での日常に潜む「愛」というものが描かれた作品。BASIの言葉遣いがとても好きということに気付かされた作品である。恋愛映画をギュッと濃縮したのかのような作品。
人生は山あり谷あり 痛みなしで得る幸せはそうないと思う
太陽のような暖かさ
対等に分け合うsummer
飾らない anytime
君の虜みたい 類を見ない幸せの天才
幸せを与えてくれる彼女の存在を「幸せの天才」と表現するのめっちゃ好き。
あとバースの中に「冬」「春」「summer」が明示されているが、「秋」だけは直接はなくて、
夜が長ければ長い方がいい
っていうのでおそらく表現していてとても良い。BASIはこれ以外にも表現がオシャレなのでとても好き。
WHO ARE U? -TOKONA-X
この曲は初めはRemixで聞いた。feat. ANARCHY,般若,紅桜,T-PABLOW verがYouTubeにあるがこれから入った。TOKONA-Xはもちろんとして、4人それぞれのバースでそれぞれっぽさが感じられてとても好き。
T-PABLOWの若いながらも存在感のあるバースがとても良い。
TOKONA-Xはもう何年も前に亡くなっているのに今でも影響を与えて、Remixが作成されていて、本当に存命ならもっと名曲を生み出していたのだろうと思え、悔やまれる。
最新ではfeat. ¥ellow Bucks verも出ているので是非聞いてほしい曲。
最後に
ここにはないもの -乃木坂46
ついにきてしまった齋藤飛鳥の卒業シングルである。ここまで、卒業ソングを見てきたがもうすでに泣きそうなのに推しメンの卒業がこんなにも唐突にやってくるとは思っていなかった。いまだにあんま実感が湧いていない。たぶん数時間後のCDTVみていないのを実感するだろう。
この曲の根幹にあるのは「変化」だろう。齋藤飛鳥は常に変わり続ける人だったと思っている。中学1年生から乃木坂46だったわけで、普通の人が経験する青春時代ではなかった。自分を受け入れてもらうために変化することで多くのファンを獲得して乃木坂のエースと呼ばれるまでになったことを考えるとこのテーマは自然である。そして乃木坂から卒後するという最後の変化を乃木坂には「ここにはないもの」と表現している。
好きな歌詞はそこらじゅうにあるが、
誰かを盾にして生きていれば 自分は安全で傷つかないと思っているけど
この手にズシリと重い汗や結果を味わうことはないだろう
だからのその道が荊だと知りつつも裸足で歩いて
自由を見つけてみたくなった
裸足でSummerを想起させるような歌詞が入っており、かつテーマの変化が存分に感じられる。今年の紅白は裸足でSummerで自分自身が始めて齋藤飛鳥という存在を認識した曲である。非常に思い出深い作品である。2017年からの5年間乃木坂46としての齋藤飛鳥を存分に楽しませてもらった。
夢とか未来を僕にくれないか?
とてもいいフレーズである。
これから -乃木坂46(齋藤飛鳥)
この曲も外せない。最後の齋藤飛鳥ソロ曲。タイトル通り、「これから」を歌った曲。
楽曲も素晴らしいが、MVも非常に素晴らしい。齋藤飛鳥の座り姿が非常に光の加減も相まって美しい。車の後部座席から眺める景色に「扇風機」の時に自分の姿が映し出されている。
齋藤飛鳥の初センターといえば、「裸足でSummer」であるが、カップリング単位で見ると、6thシングルの「扇風機」になる。この作品ははださまとはまた違った夏を感じさせてくれる曲で良い。雨の住宅街を駆け抜けていく姿がとても印象的な作品だがそれがここでも用いられている。これからを考えるなかで過去に触れる描写が出てくるが、乃木坂での思い出もしっかり触れてくれていてとてもいい。扇風機の様子にはださまの衣装も登場し、「Sing Out!」を想起させるようなソロダンスもあり、バックには思い出の映像が流れ、乃木坂46の齋藤飛鳥が存分に感じられる。
歴代の卒業ソロソングを踏襲した曲間での遊園地などでの映像が用いられている。この表情ひとつひとつがとても素敵である。
最後の海辺で車を背にしている映像もとてもいい。タイトルと共に去っていく。これをみてお別れを痛感した。
総評
今年は昨年に引き続きCreeoyNuts,乃木坂46,King Gnuが多かった。それ以外だと、単発で聞いた曲が多かった。YouTubeでは一昔前の曲が多かった。深夜に懐かしい曲を聴くというのが多い。
Spotifyのリンクでおすすめの曲をまとめた。11曲目以降はここでは書けなかったが進めたい曲をまとめた。
2022年を振り返ってみる
2022年12月28日
1年間で聞いた楽曲を振り返るのを3年間してみたが、生活について振り返ることをして見たくなったので、今年から始めてみる。書き始めが28日ともう終わりかけかつ、楽曲編も進捗が悪いのでコンパクトに進めていこうかと思う。
2022年
1月
大学生活
4回生ということで年明けから研究室配属の決定があった。まぁ不安だった。この時は原子核の実験方面に進むことを考えていたため、そっち系に配属になってこの時はとりあえず安心した。あとは単位をある程度取り終えて安心して4回生になりたかったので、月末は精神的に不安定だった。まあオチは余裕だったが。
バイトに行かなくなってしまった。お店の人たちはいい人ばかりだったので本当に申し訳なく思うが、接客が苦手だった。半年くらい働けたので経験としてはよかった。自らが行くことで少しでも還元できるようにしたい。
趣味、日常
ベース買ったのでそれを弾いてたと思う。朝日新聞社杯は今年も出ていない。移動がお金かかるし、ガチでやるのも楽しいが、試合はいいかなと、この時は思っていた。
ただ結果を聞くと話を聞いて19世代の雰囲気が変わり始めた。ここから、急展開が始まるとは。
スパイダーマン見に行った。
2月
大学生活
配属が決まって安心していたが半年後には院試があるので少し意識し始めた。過去問を少しずつ解き始めたが、やらないといけないと思いながらやる勉強が相変わらず苦痛だった。もうすでに早く終わらないかなと思っていた。ただ内心は実験系なのでこの時期からやってれば、どうにかなるだろうという甘い考えもあった。
実験がこの時期まであった。興味を失っていたので、時間がかかりすぎた。良くない。もっと勉強しろ。
趣味、日常
復活一発目のインカレは19世代チームで参戦することが決まった。ここに至るには面子招集に尽力してくれた男に感謝してもしきれない。マネジメント本当にありがたかった。柳谷に出場した。まともな試合は久しぶりで結果は正直満足できなかった。もっと研鑽が必要だと思ったし、今も思う。"46"3NTが誕生したのはこの時。
月末にはインカレの緊張が早くもやってきた。ウクライナのこともあり、46時間TVを見ているのに、憂鬱になったりしていた。自分がこんなにも社会の流れに影響を受けると思っていなかったので、自分でも驚いている。これは最近も続いている。
3月
大学生活
この月はあんまり勉強していない。ブリッジに振っていた時期。
趣味、日常
インカレの記憶が大半を占めている。オリセンへ新幹線で向かう。不安は試合もそうだが、睡眠がこの頃から相当整えないととれない。不安は予想通りで、睡眠は毎日4時間くらいで、朝6時には精神統一している時間がやってきていた。国際試合している人間はすごい!
試合の内容はまあよかった。強いとこと当たらなかったのもあり、無敗だった。これはパートナーの力、裏の力あってこそなので感謝している。目の前の人はすごかった。出来なさそうなゲームも置けば作ってくれるので安心だった。試合時間はギリだったので、もっと僕がコントロールできればよかった。あとはコンベンションエラーがあったのでそれも良くなかった。NSの4S=とEWの3Cx=が起きたのはこの時。♢9とかでラフィングフィネスしてた記憶。必死に作ったら裏のほうが稼いでてて意味わかんなかった。
まあなんやかんやで決勝へ。前半は出ずに後半のみの出場。飯買いに行きながら、ほぼ同点だったらどうするとかいう話をしていた。結果を見てみたら、64-66とかでほぼ同点。飯食えるかい。松屋小が食えない。一方で食べ過ぎのやつ、こういう強い精神力を持ちたい。パートナーも口では緊張していると言ってはいるが表情に出ない。なんでやねん。
まあ試合始めればやるしかないので、どんだけ緊張しようがあんま関係ない。が、LackWoodを忘れていたのは本当に良くない。結果オーライだがこれで負けたら目も当てられない。本当にオーライすぎる。反省。
結果は勝利。嬉しさより安心だった。まじで、5人+某先輩1人、サークルの夢を打ち砕くことにならなくてよかった。1回生の時には予想だにしなかった未来だった。まさかフラAに出ているとは。優勝しているとは。
今時間外していない人間でも頑張ってほしい。継続していればどうにかなるかもしれないし、どんな展開で自分が試合に出ることになるのかわからないので。もちろん時間外している人間も頑張ってほしい。裏の人間たちはそういった練習のもとに出来上がった人間なのでやはりうまい。結局はみんながんばってほしい。自分が大した人間じゃないからこんなこと言ってもしょうがないが。
4月
大学生活
さて話は戻り大学生活に戻ってきたが、すでに話が長い。濃い。
配属が完了し、研究室の7人での1年間が始まった。(まだ終わっていないが)とはいえ、去年からの知り合いが2人いたので少しは気楽だった。実験をしっかりするところなので、実験系に進む予定だった自分としてはこの上なかった。
しかし、徐々に理論に興味を持ち始める。自分が興味がわからなくなり始めた。
これにはリー代数の講義がだいぶ影響している。
実験を徐々に始めているが知らないことが多すぎた。
院試ゼミをしっかりやり始めた。
研究室の人間仲良すぎ。
趣味、日常
新歓に協力していた。やはり結局は人がいないと始まらない。やや不安感はあったが、人はしっかりきてくれていたのはえらい。(間違えて?)ウィンングスパン買ってた。
16パーソナリティが指揮官と論理学者をうろついてる。
阪神負けすぎて病んどる。
5月
大学生活
実験とゼミの日々。そろそろ、どこに志望出すか決めないといけない時期がやってきていた。心はだいぶ理論に傾いていた。とりあえず、素論、核論かなと思い始める。(受かるかは知らん)リー代数わからんけどおもろい。
ウォーターサーバー便利すぎ。
趣味、日常
新入生が入ってきた。若い。そして多い。素晴らしい。あんま運営がわからない。部室に行く回数もやや減ったか。
4,5月誕生会が開かれている。まるで、小学生だけど、こういう研究室も楽しいのかもしれない。
ドクターストレンジを見に行く。
6月
大学生活
素論、核論、原ハドで出願。決めるのむずい。あと、興味ある物理もむずい。来年以降困ったら先輩に聞きに行こう。ヒントはあるはず。
勉強をしないといけないがやりたくない。
書くことない。
趣味、日常
活動だけはちゃんと行ってるね。写真がなさすぎて何してるかわからん。
散歩はしてそう。現実逃避。あったかい季節はいいね。雨は良くない。火曜に雨降るな!
7月
大学生活
前期も終わりに近づき、モジュールの触り方とかやってた。ウォーターサーバー無料期間がやってきていた。フィーバータイム。
院試勉強。
趣味、日常
家賃更新めんどくするな。あと何年住むかな?もう引っ越しはめんどくさすぎるのでしないと思う。
池田瑛紗かわいい。
写真撮れ!情報がない。
散歩してる。散歩中にカブトムシいた。普通に街中だったので驚いた。
阪神ついに借金0。ケラーもロハスもいいやつなので応援してた。外国人選手は短い期間になりがちなので寂しくなってしまうので活躍してほしい。
暑い。
8月
大学生活
いよいよ院試。例年と形式違くて短い。これが吉と出るか凶と出るか。
凶でした。明らかに解けなかった。解けなかった時のリカバーチャンスが少ないので解けない問題あると厳しい勝負になってしまう。
なんとか午後は持ち直した感はあったので、理論系で通ってほしいと思っていたが、面接は一応理論だった。ただ面接の感触も悪かったので、まじで怪しい。手応えは少ない。ちな核理論と原ハド両方からの面接だった。勉強不足を痛感した。
趣味、日常
後輩たちのインカレ代表決定戦が行われていた。19世代は引退という形をとった。どうやら他大学には驚かれていたらしい。
21vs22世代の形がとられていた。どちらも後輩ではあるので、どちらにも頑張って欲しかった。結果は21世代が勝った。今回から導入された、ビューグラフシステムは実に良い。難点は入力者が必要なことくらいで、大人数で見ながら楽しめるのは、さながらスポーツ観戦であった。すごい方法で6の台作ったのには流石に盛り上がった。「なんかすごいぞ」
9月
大学生活
結果から言うと核理論に合格していた。いや、耐えた。今年から一緒のやつとまた来年も一緒である。それに伴って、場の量子論、リー代数のゼミを開始する。12月末で場の量子論終わってないので早く進めねば。
群論は難しい。序盤の数学的な証明に慣れてないのが辛かった。後期も始まる前で新たなテキストが始まろうとしていた。この頃から、プログラミングも視野に入れ始めた。この時興味を持ち始めたのはJuliaだった。永井さんのテキスト読みつつ勉強する構想を持ち始めた。
趣味、日常
夏インカレ。今回は講師として、教える側としての参加になった。担当は初めてブリッジを学ぶ人に対してのブリッジの基礎の講義だった。1Mオープンとかの基礎からなので、参加者が今後継続してブリッジを続けるかの個人的には重要な仕事だった。
正直、始めたのは3年も前なので、どういう感覚で教えれば良いかを忘れていた。
始まったらあとはしゃべるだけなので比較的気楽ではあった。ただ分量がいかんせん多かったので大変だったかもしれない。少しでも多くのことを教えかったので仕方ない。
どうやら継続してる人が一定いるらしいので安心した。
後半は8rankingだった。結果は散々だったが、6NTx+をスクイズで完璧に+1にできたのが忘れもしない。ダブフィが通ったからメイク確定なのに格好つけるためにスクイズしに行った。
京大の結果は準優勝で惜しくも連覇にはならなかったが、後輩たちが頑張ってくれていた。あと数ヶ月後には春インカレがやってくる。ほぼ毎日頑張っているので優勝を勝ち取ってもらいたい。最近の京大の規模が甲子園の常連並みになっている。これは想像もしなかった未来だった。
ガリレオ見に行った。
10月
大学生活
実験ではRIAの計算が開始する。(Fortran)理論では原子核の構造の基礎であるShell Modelの計算を開始。(Julia)
後期の実験内容が決まり、動き出した感がある。場の量子論のゼミも結構進んできた。Dirac eqの取り扱いとか慣れていなかったので、新しい発見があった。また、RIAの方程式との関連を考える上で、One Boson Exchange Modelに触れ始める。まだ何も分かっていながカイラル対称性からの話に最近は興味を持っている。
実験施設に始めて行った。でかい。実験むずい。
趣味、日常
部室に行けなくなり始める。とはいえ、金曜ぐらいは行ってる。みんな練習行っちゃうので悲しい。
T-リーグ開始。開幕から勝てない時期が来る。チョンボも重なり、暗黒期。13戦-300くらいになる。
毎週散歩はしている。楽しい。日曜が多いが月曜朝の講義がないおかげで結構歩ける。
バイトをちゃんと辞めにいく。
兵庫県知事杯、プロと試合。反省点が多い。そもそもの知識不足も思い知った。
11月
大学生活
ひたすらゼミ。RIAの計算がやっと分かってきた。これを実験のデータと比較するのが難しい。断面積の情報だけで原子核の情報がわかるのは知っていたが面白い。
理論ゼミ。担当のとこくらいはプログラムを作る。アイコナールの計算は見た目ゴツいだけで、なんとか作ることができた。(多分)もっと綺麗に作るのと、速度あげる方法。時間測定の方法を学びたい。
リー代数。ウェイト、ルート出てきて、表現の構成とか出てきて少し面白そうになる。具体例やってる時が結局一番楽しい。
場の量子論。勝手に進め始めた。ゲージ理論はやっぱおもろい。対称性がなぜこれなのかとか考えるようなことをしてみたい。
趣味、日常
京都でSONYパーク展あったので行ってみた。ミレパとかCreepyNutsとかの展示あって楽しい。こういう展覧会行くのもいいね。
12月
大学生活
いよいよ年末。相変わらず理論方面ばっかしてる。実験何してるかが怪しいので、追わないと行けないが手が回らない。ファインマンダイヤグラムとか、経路積分形式とかできてないのでそろそろまともにやらなきゃいけない。
趣味、日常
アンディウォーホル展@京セラ美術館に行ってきた。あくまでも美術をビジネスとして捉える考え方が好きだった。シャネルとかスープ缶とかAppleとかに惹かれてみに行こうと思ったので見れてよかった。ウォーホル自身が写っている作品で花のやつだけ笑顔なのが印象的だった。一番好きな作品はエンパイアステートビルをひたすら8時間くらい映してるのが好きだった。何も変わっていないように見えるけども、漸近的には何かが変化しているだろうと言うのが好き。変化に気づくのって難しい。
平安神宮も行った。あとは双子座流星群も見た。鹿がいっぱい出てきた。
amazonギフト券が間違えられた。そんなことある?
総評
2022年はだいぶ濃かった。学部での新しい出会いもあり、議論できる人ができるのがだいぶ楽しい。もっと早く友人が作れたならよかった。あとは院試も理論で受かったのでよかった。
サークルの方でも後輩がまた増えやっと運営の一年が終わった。春インカレで勝てたのは本当にでかい。みんなに感謝。後輩たちもいっぱい残ってくれてて嬉しい。
生活ではいいことの方が多かった。幸せと思えることがやっとできてきた。体力、精神力が弱いのでそれを鍛えたい。
@2023年の自分へ
2023年は振り返りやすくするために写真を撮れ
2021年個人的おすすめソング
今年も個人的なおすすめソングを紹介します。昨年も一応書いているので是非。
毎年書けるように努力をしていきたいと思っている中での2年目です。
今年、2021年が終わることにびっくりしながら慌てて書いているので文章構成がガチャガチャだと思いますが気になったところだけでもぜひ読んでいただけると嬉しいです。
2021年個人的おすすめソング
ビッグジャンボジェット/梅田サイファー(OSCA,KennyDoes,KOPERU,ILL SWAG GAGA,ふぁんく,テークエム)
この曲との出会いは実にシンプル。この曲がリード曲となっているビッグジャンボジェットを購入して聞いたのが大きい。初めて聞いたのは梅田サイファーANNで紹介された時だった気がするがアップテンポな曲なのだが夜中だったので眠かった記憶の方が大きい。
ちゃんと聞いてからののめり込み方は1,2を争う楽曲だった。Hookの中毒性も
然り、全員のアップテンポなバースも個性的でおもしろい作品である。
一番好きな歌詞はやはりここである。
あの歩道橋の上で会おうぜ兄弟 そんでもう一つ上で遊ぼうぜ大空へ
この部分は前々作のアルバム「NEVER GET OLD」収録の「Never Get Old」からのセルフサンプリングとなっている。梅田の歩道橋が彼らの出発地点であり、そこから有名になっていくのを端的かつテーマである空とかけたフレーズになっており、サンプリング元とは異なり、アップテンポになることでまた違った雰囲気が感じれる。
この曲がアルバムの一曲目にくることでハイな開幕を迎えることの作品となっている。
他人のそら似/乃木坂46
乃木坂46の結成10周年を記念して作られた楽曲。今年の全国ツアー中に発表され、ダンスでは27枚目シングル「ごめんねFingers crossed」までの表題曲のダンスが盛り込まれている。個人的には一昨年のドキュメンタリー映画「いつのまにか、ここにいる」の主題歌「僕のこと、知ってる?」との対比のような曲になっている。
まず他人のそら似についてであるが、
他人の空似 血筋のつながっていない者が偶然によく似ていること。
出典:
となっている。おそらくこの作品中ではこの意味をだいぶ拡大解釈してどこかで見たことのあるような目を引かれるような人という意味合いで使われている。
ストーリーとしてはレジの前にいるひとをどこかで見たことのある気がする。この人は一体誰なのだろうという一瞬を描いている。
この曲の解釈は人の数だけあるだろうが、個人的な解釈としては乃木坂メンバーを客観的に描く作品なのではないかと思っている。この点が「僕のこと、知ってる?」との対比になるのではないかと思っている。
この後の考察は別でしようと思う。
とりあえず、この曲は10周年を迎えた乃木坂46を象徴し、特徴づける楽曲となっているのでぜひおすすめしたい。
君に叱られた/乃木坂46
28枚目シングル表題の楽曲。センターは4期生賀喜遥香が務めた。これで12人目のセンター誕生となった。
賀喜といえば4期楽曲の曲『I see...』のイメージが大変強い。そこでの活躍からの今作センターという側面が大きい。
9月2日21時にMVが公開された。MV監督が語った今作のテーマは「現代のシンデレラ」である。
今作の監督は『新しい世界』『世界中の隣人よ』などで何度かMV制作を担当された横堀光範が担当している。いずれの作品も世界観、ストーリー性を大切にした作品である。今回もストーリーが明確になっている。
要約すると、あるホテルで開催される映画賞の授賞式。そこにあるはずの新人女優シンデレラ賞のトロフィーが何故かない。運搬を担当するはずの遠藤さくらが忘れてしまったのだ。そんな中早上がりをしており、唯一届けることができる賀喜遥香。親友のピンチを救うためにトロフィーを持って駆け出していく。刻一刻と開始が迫る授賞式。果たして間に合うのか?っていう感じ。
がっつり解説していくと、舞台は高山演じる小説家が執筆している薄暗い部屋からはじまる。『灰色で飛べない鳥たち。』と綴られ、パーティ会場の中央に鎮座するダチョウである。場面は変わり、ホテルで開催される映画賞の授賞式。そこにあるはずの新人女優シンデレラ賞のトロフィーが何故かない。
運搬を担当するはずの遠藤さくらが忘れてしまったのだ。そんな中早上がりをしており、唯一届けることができる賀喜遥香。親友のピンチを救うためにトロフィーを持って駆け出していく。授賞者が集まり始め、新人女優賞を獲得した齋藤飛鳥も会場に現れた。授賞式が始まり、登壇する受賞者たち。一方、路上でもう間に合わないと立ち尽くしてしまう。そんなとき、冒頭に登場した小説家が「飛んでみたい?それなら、走ることだよ。」と語りかけてくる。次の瞬間、ガラスの靴のトロフィーを抱え走っていた賀喜の姿は全身が水色のドレスにつつまれ、現代の「シンデレラ」と変身したのだ。逆行する車をかき分け進んでいく。そして、その背中には翼が生える。
19時を少し過ぎた頃、遠藤のもとに賀喜が現れる。授賞式メインにはなんとか間に合った!
飛鳥の元へ行き、そのガラスの靴を差し出す。が、今日の主役はガラスの靴を友人のために届け切った賀喜だと言わんばかりに彼女の
右手をあげる飛鳥。会場は拍手喝采となる。
小説家が置いていった「乃木坂46」と書かれた原稿。
舞台は戻り、タクシーの上に立つ賀喜
このようにして物語は閉じられる。
作品について
この作品には大きな対立構造がある。新人女優シンデレラ賞を獲得した飛鳥と、スタッフとして親友の窮地を救うために動き出す賀喜。
文字通り、飛鳥の象徴は飛ぶ鳥であり、賀喜の象徴は飛ぶことはできないが走ることに関しては長けているダチョウとなっている。
二人の衣装も赤と青で対照的な印象になっている。
シンデレラのような成り上がりストーリーとなっているが、美貌を武器に成り上がった原作とは違い、その内面が評価され成り上がるというのは
誰にも当てはまるようなストーリーになっており、現代的と言える。
また、この作品は配役がよく寝られている。監督によれば、始めにシンデレラストーリーを骨格として始めたため、その対照的な存在として受賞者に、
飛鳥、前々作でセンターの山下を起用している。また小説家には、小説家としても活躍する高山。また高山は今作で卒業するため、彼女が裏主人公的なポジションになっている。
賀喜の親友として、前作にセンターを務めた同じ4期生の遠藤が割り振られている。また筒井もスタッフとして、遠藤とともに仕事している様子が伺える。
4期生の早川、田村、清宮、掛橋にはパーティのダンサーとして役が与えられているが、結果的に賀喜が主役となることを考えるとそれに華を添えるという意味では適任だろう。
3期生には中間管理職的なポジションが多く割り振られているほか、1,2期生には賀喜の輝きを引き立てるよう司会や音楽のポジションが当てられている。
これも監督が乃木坂と向き合ってくれているからだろうというのがよく伺える。
また細いところもよくできており、ガラスの靴は賀喜の足仕様になっていたり、タクシーはかぼちゃ仕様になっていたりと細い演出がなされている。
またダンスパートには先ほどあげた『I see...』のダンスがオマージュされている。また、様々な色の紙吹雪や、衣装の色使いも想起させられるようになっている。
4:24の上から撮影された円形に広がるダンスは『シンクロにシティ』や『Sing Out!』でも使われた演出で非常に好評であった。
以上を踏まえると、この作品は過去の作品のよさを踏襲した上でさらなる良さを付加していった10周年を迎えた乃木坂46に大変相応しい作品となっている。
*ここの部分だけ別で書いたものを合わせたので雰囲気が違うかと思います。
のびしろ/CreepyNuts
Creepy Nutsが今年発売したフルアルバム「Case」収録の曲。昨年と今年で飛躍的な活躍を見せた二人を自虐的に現状を描きながらも未来を見据えた歌詞となっている。
昨年発売の「かつて天才だった俺たちへ」ではまだ何者でもない時の万能感と無限の可能性を秘めた時を’’天才’’と表現しており、考え方次第では誰しもがいつでも’’天才’’なのだという100ポジティブな曲だった。
一方で「のびしろ」では二人が30歳手前でオトナになる中で得たこととして、
サボり方とか甘え方とか
逃げ方とか
言い訳のし方とか
やっと覚えて来た身につけて来た
柔らかい頭
が挙げられている。社会性がないことを自虐的に描いていた「たりないふたり」の頃から成長して東京を受け入れ、大人を受け入れていく自分を描いてある。
一方で、身体はだらしなくなり、後輩たちとの向き合い方、社会との向き合い方が難しくまだまだできていない自分を描いている。
こういう部分をひっくるめて「のびしろ」と表現している。CreepyNutsの曲はその時々で核心をついてくるから非常に面白い。例えば自分自身にも後輩ができた時ことで向き合い方を考えたりするが、正解はわからないし、同期との良いぶつかり方もわからない。そんな中でこの曲は状況は違えど自分のモヤモヤ感を言語化してくれる曲となっている。
土産話/CreepyNuts
これも「Case」収録の楽曲。最後の曲がこの「土産話」である。この2年間の怒涛の活躍までを地元への”土産話”として表現している。結成から全く売れなかった時期、徐々に売れ出した時期、そして今を振り返る。やはり印象的な歌詞として
ライムスター武道館DVDの裏
眺めながら話してた”もしも”が...
と
なぁ相方、じゃこの先は? ホールにアリーナ?
またデカい山ガキ使にピザ? カウントダウン紅白
まぁ今年も年末空けとくわ...
である。同じ大晦日についてを語っているが、この数年の間での変化が明確にわかるバースとなっている。デカい舞台で成功し、ステップを着実に登り続けてきた今とまだ無名で憧れの存在だった頃の対比である。
有名な存在になった今を象徴するような曲でありCreepyNutsを聞く上では欠かせない曲となっている。
ただやはり二人っぽいのが、紅白は今年の活躍に反して出場ならず、かつガキ使は今年なくなってしまっている。ある意味で運を持っているかもしれない。
Pop Virus feat. MC.waka /星野源
星野源のANNのSPウィークのゲストがオードリー若林の時に生まれたスペシャルコラボでの曲となっている。
「Pop Virus」は2018年発売の楽曲である。
猿が人類になったのは音に意味を与え、「音楽」を生み出した時なのではないかというのがこの作品の主題になっている。この作品は以前から知っていたがこのラジオを聞いたことで頻繁に聞くようになったし、星野源をより聞くようになった。このコラボ曲の今の印象は音楽の多様性が凝縮体って感じがしている。オリジナルの楽曲が音楽のことについて語っている中で、popとHip Hopがうまい具合に調和しておりpopソングの抽象的にながらも普遍性を描く側面とHip Hopの自己を描く部分のいいとこ取りの作品となっている。ぜひオリジナルとコラボの両方を聞いてみて欲しい。
Sprite/OKAMOTO'S
星野源からハマ・オカモトに行き、辿り着いた曲。ちょうどアルバム発売の時期が近かったこともあり、CDを購入して一番聞いている。
この曲はアルバム「KNO WHERE」収録である。この曲の個人的な印象は「はじまり」である。自分は全くOKAMOTO'Sのこれまでを知らないがきっとこの曲の中で出会った頃を思い出して、今この瞬間までをたどっているのではないかと思う。この曲中では”君”という表現や”恋”という表現が用いられており、そのまま受け取ることで恋愛の曲と解釈できる。しかし、MVをみてみるとおそらくメンバーの過去を振り返るような作品になっていると考えている。
やりたいことなんてなくてもいい やらずにいられないからやるんだ
好きに生きて好きに死ねるなら 魂も差し出すよ
は音楽で生きていくことを示しているように感じ取れる部分である。こういったバンドのマインドが裏に潜んでいる作品ではないと思う。
直接聞いてもアウトロへの部分がとても印象に残る好きな曲だし、歌詞を考えながら聞いても非常に楽しい曲。
Poltergeist/ふぁんく,peko,KennyDoes,KZ,KOPERU,KBD,R-指定
年末に向けてめっちゃ聞いた曲。テークエムのアルバムに収録の曲であるが、梅田サイファーのメンバーが参加している。
この曲では自分たち(HIP HOP)を霊(Poltergeist)に例えた楽曲となっている。
この曲のテーマは一貫性があるのにバースが各々が個性的すぎる。
誰のバースをとっても面白いが個人的に一番刺さったのはR-指定であるので、是非紹介したい。
消したはずのテレビの中に 破り捨てた雑誌の裏側に
節目がち歩く街中に 溢れかえる俺らの話題
俺みたいな特級の呪霊は 時間も場所も何も選ばない
今となってはテレビ、雑誌に引っ張りだこのRの存在を象徴するようなバースである。自分自身で最強の存在である特級の呪霊と行ってしまっても遜色がないくらいの存在と思わされる。流行りにも乗っていくいあたりRらしい。
また次のバースは
邪険に扱ったお前 末代まで終わらない祟り
千日前刑場 黒門市場で培ったノリ
ここでは大阪時代でのR-指定を表している。フリースタイルバトルで猛者たちを倒してきた様子が想起される。今の人間臭さに溢れる彼とは違い、目の前に来たものを薙ぎ倒していくような言葉、貶してきたやつを完膚なきまでに倒していく様は最強の霊である。
そして次には東京に来て有名になっていく彼を表現する。
稲川の古巣から届けるトラウマな怪電波火曜日
泉の広場抜けて歩道橋から渋谷の仕置き場に
将門の首もふらすパンチライン 響かす玉ねぎの下に
稲川(淳二)の古巣=ANN 彼はオールナイトニッポンから有名になったことから
ANN0を経てラジオでの人気を確立したCreepy Nutsを象徴する。
泉の広場、歩道橋=大阪梅田駅
渋谷の仕置き場=NHK
NHKの跡地は処刑場であった
彼らが東京の地で有名になってきたのを象徴している。昔はバトルで活躍していたが、今は楽曲で将門さえも首をふらしていくという信念が感じられる。
ここのバースだけで端的かつ象徴的に表現している。
他のメンバーも個性的でかつスキルフルな楽曲となっており聞いていて楽しい楽曲。
Leave my planet feat.鋼田テフロン/テークエム
この曲はアルバム「THE TAKES」に収録されている楽曲。このアルバムの作品で一番初めにCNANN0の日本語ラップの紹介のコーナーで聞いたのが印象強い。この曲のすごいとことはめっちゃ切ない気持ちなのに何かに向かわせれくれるといういろんな面を兼ね備えているところだと思う。曲の全体としては完全にやられちまっている、どうしようもない自分自身を歌っている。それがただ浮遊しているだけで地球を離れていく宇宙船のように例えている。世界からも見放されたような感覚で、自暴自棄になる感覚が描かれている。しかし、後半には
朝にはちゃんと帰りますmy earth
だってこの星で生きなきゃいけないからさ
としている。何かを受け入れ何かを諦めて日々を生きなきゃならないのは誰しも一緒なんだと思わせてくれる楽曲。
一途/KingGnu
この作品と次の「FAMILIA」を通してつくづく常田大希は「愛」についてを描く天才だと思った。一概に愛とはいえどもこの作品では恋愛での「愛」を歌っている。この曲は劇場版呪術廻戦0の主題歌である。この作品は先日見に行ったが、常田の呪術廻戦へのリスペクトがよく伝わった。この曲が作品と結びつくことで話がしっかりと締まるように感じた。
サビに登場する
最後にもう一度
からはじまる部分の歌詞がとても良い。これ以上はネタバレになりそうなので何もいえない。映画を見て欲しい。心から純粋に楽しむことができるとても良い作品である。その後にこの「一途」を合わせて聞いて欲しい。
ちなみにエンディングソングである「逆夢」も良い作品なのでぜひ呪術を見た人はCDを買って欲しい。今なら呪術廻戦特装版が発売しているので。
FAMILIA/millennium parade
この「FAMILIA」は映画「ヤクザと家族 The Family」の主題歌として書かれた作品である。この映画がまずいい作品なのである。ヤクザとなって生きていく男を描いた作品なのであるが、リアルな人間関係が描かれる。難しい現代社会を描いている。ヤクザが主題となっているが根本にあるのは人の社会でのあり方というものを描いており、見ている中で非常に考えさせられた。しかも言葉にするのが難しいような感情になった。
そんな作品の主題歌である。前の紹介にも書いたようにこれは愛でも「家族愛」がテーマである。と言っても、家族というのは捉え方の問題で想像するような家族もあれば血の繋がりはなくとも、というのも扱うような広い解釈できそうである。
走馬灯に映る全ての記憶があなたで埋め尽くされたなら
もう思い遺すことはない
ここがとても好き。これくらいに人生を全うできたら幸せなんだろうと思える。今現在自分の葬式の時に流して欲しい曲。この曲を聞くとそれまで全うできるようにしなきゃと思ってる。
後この曲はミレパの「MILLENNIUM PARADE」に収録されているがこの作品は日本をテーマにアルバムが構成されている。一曲ごとでも楽しいが、アルバム単位で聞く楽しさが知れる作品。このほかにも「2992」や「Bon Dance」、「Fireworks and Flying Sparks」などかっけぇ曲が満載である。その中でも最後に収録されている「FAMILIA」は個性的な曲をまとめあげるのに相応しい曲となっている。ぜひおすすめしたい。
2021年を振り返って
- 全体としてCreepyNutsの影響で日本語ラップの曲を聞くようになった
- 昨年まで聞いてきた乃木坂46やKingGnuを継続して聞いていた
- 今年の曲よりも過去の曲を聞くことが多かったと思ってる
- 昔(10年前とか)の曲聞いてひっくり返りそうになることが増えた
- 結局最近の流行がわからない。最近はやはりTikTokの時代なのだろうか。
- 年々音楽楽しめるようになっているので良い。好きな曲を聞いてればいいやと思いがち
来年はどんな曲を聞くのか個人的に楽しみ。来年も頑張っておすすめを書きたい。
2021年夏に見た映画
2021年に見た映画、映像作品をまとめます
MCUシリーズ
- アントマン
- シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
- ドクター・ストレンジ
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
- スパイダーマン:ホームカミング
- マイティ・ソー バトルロイヤル
- ブラックパンサー
- アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー
- アントマン&ワスプ
- キャプテンマーベル
- アベンジャーズ/エンドゲーム
- スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
- ワンダヴィジョン(ドラマ)
その他
映画館
- シャンチー/テン・リングスの伝説
- 竜とそばかすの姫
今現在以上20作品を鑑賞した。スパイダーマンはAmazonPrime、それ以外はDisney+で鑑賞。
その他はAmazonPrimeで鑑賞した。
この中でも印象に残ったいくつかをピックアップして紹介する。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
MCUフェーズ3、2017年公開の作品。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの中では2作品目にあたる。
クイルとクイルの父、エゴの描かれ方が非常に良い。何年も会うことができていなかった父とその関係性の変化が軸にストーリーが展開されている。育ての父ポジションであるヨンドゥとの過去も触れられており、2作品で様々な人間関係が濃密にしかも丁寧に描かれているように思った。
MCUシリーズに見られるアメリカ映画特有のジョークもテンポ感が良いのも非常に良い。
アクション要素もありながら、人間ドラマも楽しめ、感動できる。MCUの中でも特におすすめしたい作品。
屍人荘の殺人
今村昌弘原作の小説をもとに作られた作品。神木隆之介、中村倫也、浜辺美波が主要キャストに挙げられる。
この作品は事前情報があればあるほど評価がイマイチになってしまうのではないかと思った。自分はアマプラから適当に見ようと思って選んだ作品なので、こんな感じかなと思った。しかし、予告を見たミステリー好きにははまらなそうだなと感じた。如何せん2時間の制約があると要素を削らざるをえなかったのかなと思わざるをえない。しかし原作の評価が高いだけあって面白くはある。映画という時間制約のなかでは小説だからできる数多い要素を回収しきれないのは仕方ないのかなと思う。原作を読んでいるがしっかり面白い。
小説で面白いものが必ずしも映画でも満足できないのは仕方ないかなと思う。
結論としては浜辺美波可愛い。
竜とそばかすの姫
細田守監督作品の最新作。かの有名な「サマーウォーズ」のOZのようなインターネット空間Uが登場するとあって非常に期待されていた。見てきた感想としては意見めっちゃ分かれそうな作品だなと感じた。音楽と映像のクオリティが最高なので、それにどれくらいの重みを持たせるかの個人の判断による評価になってしまうように感じる。僕個人では音楽を楽しみにしていたので満足はできた。(Dolbyで見た)
あとは人物の描かれ方が比較的薄いために感情移入しにくそうというのはある。「サマーウォーズ」はあんだけの人がいながらも重要な情報を早いテンポで描いていたためにまとめ切ることができたように思う。今作は一つひとつのテンポがゆったりしているように感じたのでこの点には仕方ないと思う。
ある重要人物について情報が少ないのは仕方ないのではないかと思う。すずを母親に投影するには誰かわからない存在というのが重要になると思ったので。
あと、匿名性が大きな意味を持つ世界なのに最後のような展開なったのは、それまでの著名人たちの行動の流れということから考えるとしっくりくるような気がした。
今回の作品ではオープニングソングの『U』にmillennium paradeが携わっており、彼らの映画を音楽に落とし込む力には感動せざるを得ない。早い曲調が仮想世界が広がっていく高揚感を演出しており、最高のオープニングだった。「ヤクザと家族」の『Famillia』と言い、音楽が映画の重要な一部分になっている。自分の好きな作品をミレパによって音楽に落とし込んだらどうなるのかと思ってしまうくらい良い。
「竜とそばかすの姫」を見るならぜひDolbyで見て欲しい。
以上3作品が特に印象に残った作品になる。
今は007とスパイダーマン(not MCU版)が見たいのでそれを目標とする。
2020年個人的ベストソング
2020年好きなアーティストが増えたので、おすすめしていきたいと思ってまとめることにした。先に保険をかけておくが、世の中で流行っているものにとてつもなく疎いので、世間の意見とは乖離していると思うし、ある程度は調べたりしていますがまだまだなところとかずれた考察とかあるかもですが、あらかじめあしからず。
なお順番は大体発売順です。この中での一番はその紹介のとこに記そうと思っております。
2020年発売編
King Gnu - Teenager Forever
3rdアルバム『CREMONY』収録。SONYウォークマン、ノイキャンイヤホンのCMソング。
自分がKingGnuにハマっていくきっかけとなったアルバムの一曲から。この曲からはいい意味での、幼さや無邪気さ、泥臭さ、人間臭さと言った純粋な精神が感じられ、自分には刺さった。理想と現実の間にいる難しさがはっきりと言語化されていて、10代に限らずどの世代にも来るものがあると思っている。自分は発売から約一週間後に20歳になったが、10代最後の瞬間にこの曲を聞いた。
MVではメンバーが100万円をもらい自由に使う様子が収められているが、常田はロシアへ、勢喜はグアムへ新婚旅行、新井は親孝行、そして井口はフィリピンで豪遊とそれぞれがらしさを発揮している。井口の全力疾走はネットでも話題になった。全員が魅力的な一面をもち、その個性を一つにした最強のバンドを象徴するがごとく、最後に再び4人が集まりMVが終わる。
もちろんこのアルバムには他にも素晴らしい楽曲があげられるが、自分自身に最も響いたこの曲を1曲目としておすすめしたい。
乃木坂46 - 世界中の隣人よ
医療従事者に対する感謝のメッセージが綴られた乃木坂46の現役と卒業生による配信限定シングル。収入は全額寄付という形が取られた。
乃木坂ファンとしてはまさか卒業メンバーが登場するとは思っていなかったため非常に驚いた。このような形で卒業生と新メンバーが一体となって何かをするというのが現実になるのは嬉しい限り。
歌詞も時世にあっており、乃木坂の今年を代表する一つの曲と言えるだろう。
隣人よ夜が明けて 世界を照らすまで部屋にいましょう
このフレーズこそがこの曲の全てを象徴していると思っている。
MVはメンバーが自撮りで撮影したものを合わせて作られている。また乃木坂が夏のライブを行う神宮球場の映像が用いられており、CGでライブが行われているかのような映像になっている。
この曲は意図せずして2018年から続く人とのつながりをテーマとする曲の4作品目になっていると考えている。
2018年「シンクロニシティ」では街中ですれ違う人といった偶然に起こるような言語を介さないつながりが描かれていた。
2019年「Sing Out!」ではまだ見ぬ世界中の人とのつながりが象徴されていた。
2020年「しあわせの保護色」では身近な人たちとの日常に潜むしあわせの存在が表現されていた。
この春に発売された3作品で一つの大きな流れが完了したと思っていたが、思ってもいなかった事態に世界が直面した。そんな中リリースされた「世界中の隣人よ」は形は変化したものの人とのつながりは決して失われることはないというメッセージが込められているように感じた。
この作品の後に行われた乃木坂46時間TVでは現状に対するメッセージとして歌われた。いつになるかはわからないが完全にライブが行えるようになった時、また違った意味での『世界中の隣人よ』を聞くことができたらと思っている。
millennium parade - Fly with me
常田大希率いるミレパを次に紹介したい。KingGnuは知っているという人は多いかと思うが、常田はこちらでも活動しているので是非知ってほしい。
この曲はNetflixで配信される「攻殻機動隊 SAC 2045」のオープニングテーマで、常田曰く、攻殻機動隊に多大な影響を受けているとのこと。
この作品の個人的な最大の魅力はMVにある。MVは常田が在籍するPERIMETRONにより制作された。MVはストーリー形式で進んでいく。主に3人のキャラと敵キャラの対決という大筋が存在する。SFアクションの要素が強い作品として楽しむことができる。ただ、この世界で物語は完結することなくこの世界を俯瞰的に見る別世界の存在が、このMVを奥深く、不気味ながらも目を引かれるものにしていると考えている。
ここからは個人の考察になる。世界を支配しようとする存在対それに抗う存在というのがこの大きなストーリーである。ただそれを俯瞰的に見ている存在によって所詮は両者はコントロールされている。しかし、そのことにすら気づくことができないくらいの別世界の存在である。俯瞰的に見る側は対立により、私腹を肥やしていく、真の支配者的存在を描いているのではないかと考えている。ただ、最後のシーンでは別世界に干渉することができる瞬間がやってくる。これは現実の世界をシンプルに示唆しているように思える。ただそこにあるのは単なる政治的な意味合いとかだけでなく、さまざまなスケール感での対立だと思っている。
PERIMETRONのMVは映像が綺麗であり、物語性があり、メッセージがある。それがミレパの描く曲の世界観と相まって無二の存在となっていると思う。2020年に発売された「Philip」もまたこの作品とは違った世界観のアニメーションで描かれている。是非この世界観を共有したいと思い紹介したい。
millennium parade - Fly with me
Creepy Nuts - かつて天才だった俺たちへ
今年最も聞いたであろう曲。YouTubeのおすすめにでてきて、見た時から取り憑かれた。また今年最も影響を受けたであろう曲。おそらく今年有名になったので、所詮ミーハーと思われるかもしれない。ただ好きなのは変わらないのでおすすめしたい。
彼らのことを紹介すると、ラッパーのR-指定、フリースタイルラップの日本大会で3連覇した生粋のラップオタク。見た目はロン毛の髭と風貌は怪しめでラッパーのために怖く思われるが温厚かつどちらかといえば正論を言っている。ただし遅刻魔、ITオンチやばいとこもある。DJはDJ松永、2019年DMC(DJの世界大会)で優勝した世界一の男。見た目は量産型大学生のような感じと言われるが、世間に切り込むラジオで数々のパンチラインを残した(?)。
そんな二人である。彼らはラジオで小物感を出している。しかし、日本と世界を取っている。テレビで紹介されるときは最強とかそんなフレーズが使われる。そんな二人が出したアルバムが「かつて天才だった俺たちへ」である。こちらから言わせれば、今も天才の二人やないかとなってしまいそうだが、作詞をしたRの意図は全く異なる。
人間は誰しも赤ちゃんのころはなんでもできる無限の可能性を秘めている。その状態こそが『天才』だと言っている。ただ大人になるにつれ、諦めや固定観念でその可能性を潰してしまう。でも今からでも遅くないだろう?と問いかけている。
そのため歌詞では、サッカーやフェルマーの(最終)定理、絵などRの諦めてしまったことを元にした歌詞が盛り込まれている。
この二人が強いのは誰も見捨てていないということにあると思う。だからこそ、俺たちへ、貴方へという歌詞がかけるのだろう。
そしてなんと言っても綺麗に韻が踏まれ聞いていて心地が良い。曲もイントロから盛り上げていってくれる。そして歌詞もフェルマーの定理にかけて、余白といったワードが使われたり、サッカー、フェルマーの定理、チャリと言った丸(円)に関係したものがダメだった自分のことを多面体と表現したりしている。ギミックが細かい。
この曲はミニアルバムに収録されているがこの一曲前には「Dr.フランケンシュタイン」という曲が収録されている。この曲は教育という名のもとで、個性を失って胃しまっている現状をディスっている。これを『整えられてきた』と表現したが、「かつ天」でも
似たような形に整えられて 見る影もない
表現している。そこからもこのアルバムに共通するメッセージ性を感じられるのではnないだろうか?
この曲で個人的に最も刺さった歌詞に
粗探しが得意なお国柄 シカトでかまそうぜ金輪際
がある。ここでもしれっとディスを入れてきている。この歌詞でふと思ったのがアーティストは異なるがKingGnuの『Flash!!!』という曲である。この曲は「出る杭は打たれる」という言葉を視覚的に表したというのを見た記憶があり、共通するものを感じた。(現在出典を探し中)
まだまだこの曲については語り尽くせないので、これぐらいにするがCreepyNutsは是非ともおすすめしたい。本当にこの楽曲をCMソングにした帝京平成大学はセンスがあると思っている。この曲が今年最もおすすめしたい楽曲。
Creepy Nuts / かつて天才だった俺たちへ【MV】
Creepy Nuts - かつて天才だった俺たちへ / THE FIRST TAKE
Tempalay - 大東京万博
この曲でTempalayに出会った。きっかけはPERIMETRONだった。
映像、曲、歌詞全てがいい意味で奇妙かつ無二。一つの世界がすでに完成されているように思ってしまっていた。しかし、2020年の12月メジャーデビューという当時はまだデビュー前で非常に驚いた。まだポテンシャルを隠しているのかと。この曲は言語にするのがもったいないと感じさせる。そのままの状態で楽しむのが最適だと思う。
一つ彼らの魅力を語るとすれば、歌詞の日本語の美しさだと思う。繊細な表現を使っている。一つかけ違えれば、この曲の心地よさが失われてしまうのではないかと思うほどに良い。
タイトルには「大東京万博」とあるがこのワードは歌詞中にはない。ただこの作品を聞きタイトルを再び見れば納得してしまう。
これ以上は自分の稚拙な言語表現では魅力を伝えきれない。実際に体感してもらうに越したことはないと思う。
Tempalay "大東京万博" (Official Music Video)
福山雅治 - AKIRA
自分が中学生の頃、約8年くらい聞いている福山雅治だが、彼の凄みは同じような曲が存在しないことだと思う。
久しぶりのアルバムのタイトルは『AKIRA』。1曲目にアルバムのタイトルと同じ『AKIRA』が収録されている。あらかじめ補足しておくと、この『AKIRA』とは福山の父であり、父が亡くなった歳に自分が近づいたことを意識して書かれた曲である。
自分自身のことを歌った歌詞であるのだろうが、万人に受け入れることができるのだろう。福山自身が父になったことで得られる感情もきっとあるのだろう。そしてまだ20代の自分と将来縁があり、父となった時に聞くのでは聞くのでは意味が違って聞こえるのではないかと思う。そういった全年齢が楽しむことができるのが彼の作品の特徴であると思う。
世間では『桜坂』や『家族になろうよ』と言ったラブソングが福山のイメージとしてあるだろうが自分が思う彼の真骨頂は死生観や人間について考えた曲にあると思う。前作の『HUMAN』もそういった傾向が見られる。彼が男性限定ライブを年末に開催し始めたのもこの頃である。男性が好きな曲の傾向と女性の好きな曲の傾向が異なるから始まったのだろう。ただそれだけではなく、彼自身が男性であるからこそ共感できる表現や選曲というものがあるのではないかとこの作品を通じて感じさせられた。
今回のアルバムにはこれだけではなく様々な作品が収録されているので、誰もが一曲くらいは刺さるんのではないかと思っている。是非一度聞いてみて欲しい。
最後に
今回選んだ作品はおすすめしたい曲の中でも一部で、全てを出すのは難しいことだと実感させられました。また、文章も拙く、表現も安いものばかりになってしまい、魅力を十分に伝えきれなかったのではないかと不安な部分もあります。2021年には一定のペース、月2、3曲を目安に曲を紹介していきたいと思います。そして2021年版でリベンジができたらと考えてます。この機会にこれらのアーティストを知り、聞くきっかけになったと思っております。
ここまで読んでいただいたかたありがとうございました。