飛ぶ鳥

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2021年夏に見た映画

2021年に見た映画、映像作品をまとめます

MCUシリーズ

その他

映画館

 

今現在以上20作品を鑑賞した。スパイダーマンはAmazonPrime、それ以外はDisney+で鑑賞。

その他はAmazonPrimeで鑑賞した。

 

この中でも印象に残ったいくつかをピックアップして紹介する。

 

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス

MCUフェーズ3、2017年公開の作品。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの中では2作品目にあたる。

クイルとクイルの父、エゴの描かれ方が非常に良い。何年も会うことができていなかった父とその関係性の変化が軸にストーリーが展開されている。育ての父ポジションであるヨンドゥとの過去も触れられており、2作品で様々な人間関係が濃密にしかも丁寧に描かれているように思った。

MCUシリーズに見られるアメリカ映画特有のジョークもテンポ感が良いのも非常に良い。

アクション要素もありながら、人間ドラマも楽しめ、感動できる。MCUの中でも特におすすめしたい作品。

 

屍人荘の殺人

今村昌弘原作の小説をもとに作られた作品。神木隆之介中村倫也浜辺美波が主要キャストに挙げられる。

この作品は事前情報があればあるほど評価がイマイチになってしまうのではないかと思った。自分はアマプラから適当に見ようと思って選んだ作品なので、こんな感じかなと思った。しかし、予告を見たミステリー好きにははまらなそうだなと感じた。如何せん2時間の制約があると要素を削らざるをえなかったのかなと思わざるをえない。しかし原作の評価が高いだけあって面白くはある。映画という時間制約のなかでは小説だからできる数多い要素を回収しきれないのは仕方ないのかなと思う。原作を読んでいるがしっかり面白い。

小説で面白いものが必ずしも映画でも満足できないのは仕方ないかなと思う。

結論としては浜辺美波可愛い。

 

竜とそばかすの姫

細田守監督作品の最新作。かの有名な「サマーウォーズ」のOZのようなインターネット空間Uが登場するとあって非常に期待されていた。見てきた感想としては意見めっちゃ分かれそうな作品だなと感じた。音楽と映像のクオリティが最高なので、それにどれくらいの重みを持たせるかの個人の判断による評価になってしまうように感じる。僕個人では音楽を楽しみにしていたので満足はできた。(Dolbyで見た)

あとは人物の描かれ方が比較的薄いために感情移入しにくそうというのはある。「サマーウォーズ」はあんだけの人がいながらも重要な情報を早いテンポで描いていたためにまとめ切ることができたように思う。今作は一つひとつのテンポがゆったりしているように感じたのでこの点には仕方ないと思う。

ある重要人物について情報が少ないのは仕方ないのではないかと思う。すずを母親に投影するには誰かわからない存在というのが重要になると思ったので。

あと、匿名性が大きな意味を持つ世界なのに最後のような展開なったのは、それまでの著名人たちの行動の流れということから考えるとしっくりくるような気がした。

 

今回の作品ではオープニングソングの『U』にmillennium paradeが携わっており、彼らの映画を音楽に落とし込む力には感動せざるを得ない。早い曲調が仮想世界が広がっていく高揚感を演出しており、最高のオープニングだった。「ヤクザと家族」の『Famillia』と言い、音楽が映画の重要な一部分になっている。自分の好きな作品をミレパによって音楽に落とし込んだらどうなるのかと思ってしまうくらい良い。

「竜とそばかすの姫」を見るならぜひDolbyで見て欲しい。

 

以上3作品が特に印象に残った作品になる。

今は007とスパイダーマン(not MCU版)が見たいのでそれを目標とする。